ドイツ帰りのサッカー選手だった男が書いたブログ

ドイツでのサッカー選手、スカウトの体験談

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20試合目 地獄の新加入選手歓迎会 ドイツ編11

こんにちは! AG TIGERです!

今日はドイツ編を書いていきます。

 

ちょっと仕事が忙しすぎて更新できませんでした。。。

すいません。。。

 

 

 

日本、ドイツ、いや他の国であろうと、

サッカーに限らず会社や大学などでも

あるであろう新~~歓迎会

 

ドイツのサッカーチームではぶっ飛んだというか

流石というかそんなレベルでの歓迎会を

大体のチームで行います。

 

他のチームでの詳細はわかりませんが

僕のチームであった体験談書いていきます!

 

 

リーグ開幕2週間前

 

この日は朝と昼過ぎに2部練の予定

朝にタイム走などの厳しめのメニューをこなして

軽く小休憩。

2部練目に入るときにいつも通り用意していると

監督が「スパイクはいらんぞ!」と一言

 

「うわー。また走るやん。まじでー。」

と嫌な思いながら外に出ると練習はグラウンド裏の

公園でやるとのこと。

僕は頭にクエスチョンマークが出たまま

チームメートと共に裏の公園へと向かった。

 

そして新加入選手は公園の入り口でまたされ

古株の選手は先に中に入っていった。

 

新加入選手は一人ずつ呼ばれていき

確か4番目か5番目に僕は呼ばれた。

 

そこには驚きの光景があった。。。

 

公園いっぱいにいつも練習で使っている道具が

散りばめられていた。

 

その各所に古株の選手がたっていて、

ショットを持っている。

*ショットは比較的にアルコール度数の高いお酒

 

ぐるぐるバットした後にリフティングを10回するなど

それぞれの拠点でやる種目が違う。

失敗するとそのショットを飲み干さないといけない。

こんな内容が10か所程度。

 

「クレイジーすぎる」

 

一番最初によばれた選手は公園横の

小川に既にリバース中。

光景ですべてを察した。

 

そして失敗を誘発するために監督は

ホースで水を強烈な勢いで噴射している。

 

いわば出来レース(笑)

 

覚悟をきめて各アトラクション?に臨んだ

 

結果的にショットを合計10杯程度飲んだ。

ただもともとお酒は弱くはないので、

僕の反応はチームメートが期待するものではなかった。

 

ただ新加入選手がこぞってグロッキーだったこともあり、

チャンピオン的なことになり、結果的にみんなと

打ち解けていくきっかけにもなったと今思えば思う。

日本やったら絶対パワハラになると思う。

流石にうちのチームレベルまでぶっ飛ぶ必要は

ないかもしれないが、最初に打ち解けるためのものとしては

飲み二ケーションは良い方法だといえる。

僕は平成生まれだけど、どこか昭和の時代が好きだし

人間味というか本音で話しできるのも昭和の人

 

型にはまってない人を好くのもたぶんそこが理由かな

今回はそんなちょっとおかしな体験談でした。(笑)

 

 

 

チュース!

19試合目 試合に出れない!? 選手証について ドイツ編10

 

こんにちは! AG TIGERです!

今回はドイツ編の続編です。

 

ドイツ編8、9で書いたようにテスト参加を無事に終え

Ingelheimに所属することにはなったわけだが、

そんな物事がうまく進まないのが海外。

 

チームに加入してから約2週間、初めての練習試合。

午前中にポジション確認して、周りを見るからに

トップチームのフォワード。気合十分に午後の試合を待っていた。

チームのみんなで昼飯を食い、1時間くらいたち、

メンバー発表するためミーティングルームへ。

いざ発表していく監督。

フォワードはTimmとNico

 

 

ファッ!!!

 

さっきの午前中練習なんやねんと思いながら

ミーティングルームを後にしようとすると

監督とヘッドコーチに呼び止められた。

今更なんの弁解すんねん!と思ってたら

監督からまさかの一言。

 

「Taku,お前の選手証がまだ届いていない。。。」

 

どゆことっ!?

 

監督もGMも日本人の選手を扱ってなかったから

いろいろと登録にてこずったみたいだった。

 

*違う国から来ている選手は通常必要な書類だけでなく、

プラスアルファで必要な書類が必要。

4年間現地で留学コーディネーターをした今から

考えれば登録にてこずるのも頷ける。

 

 

ドイツでは基本的に選手証がないと練習試合にも

出場することは出来ず、アマチュアリーグであろうと

その規則を破ると、チームに勝ち点の没収などの

なんらかのペナルティーが発生する。

 

そのこともあり、そこから開幕まで練習試合に

出場することができず、アピールする場面は

チーム練習のみであって、試合ではベンチに座ることは

出来たものの、出場が出来ず、ただただ見守る日々が続いた。

 

そして迎えたシーズン開幕戦当日

選手証はないが一応準備をもってスタジアムへ

 

なんと当日ギリギリで選手証が届いた

当日に届いたこともありスタメンではなかったが

1対2で迎えた後半10分に途中出場

チームは一時は同点に追いつくた。

結果は2対4で敗戦したものの

個人としては相当な運動量で

監督をはじめとしてスタッフ陣に

印象を残すプレーが出来、次節以降は

スタメンとして起用されていくこととなる。

 

 

この選手証の件。

まだ僕は恵まれていたと今となっては思う。

というのももし移籍期間に間に合わなければ

6か月試合に出ることのできない選手もある。

 

現に僕の知っている中でもそういった事態に

なってしまった選手を2桁近く知っている。

 

もし海外挑戦を考えている選手がいれば

選手証の解除、もっというならギリギリまで

試合にでないことをお勧めする。

 

 

それでは、

チュース!

 

18試合目 素人と玄人の基礎の概念 指導者編8

こんにちわ! AG TIGERです!

本日は指導者編。

それでは書いていきます。

 

日曜日での練習の反省を踏まえて、練習メニューとして、

そもそもの基本のインサイド、インステップキック。

そしてプレッシャーのかかった中でのシュート練習を行った。

 

ある程度ボールを蹴れる選手とそうでない選手がいることは

把握していたが、蹴れない選手に対して指導した時に

ある一つの疑問が自分の中で生じた。

 

「足を後ろに引かないと強く蹴られへんの知らんのか?」

 

今までに教えたことのある高校生やサッカー経験のある

ドイツ人の少年は基盤があって、おかしいところを

少し修正してやればうまく蹴れていたが、

まったくそうでないいわばど素人。

 

初心者を教えていることを自分では

わかっているようでわかってないことを

気づかされた出来事であった。

 

そして練習を少し方向転換

足を踏み込む位置、手を使ってバランスをとる、

下半身だけでなく上半身も使う。

蹴った足のフォロースルーの確認

 

経験者なら何も難しいことはないが、

初めての選手からすれば全ては

まだ知らない未知の世界。

 

実際この数か月でなかなか進歩しなかった部分が

一日でかなり急成長したのが結果として表している。

 

 

基礎基本は所詮経験者からみての物。

サッカーに限らず初心者にとっては

その基礎基本の難しさはが玄人から見た

応用となんら変わりないはず。

 

玄人から言わせれば基礎基本なんて

簡単に出来ると思うが素人にすぐに出来るわけはない。

むしろじっくり時間をかけて、指導者側が焦らずに

ゆっくりと見守ってあげる必要性がある。

 

礼に始まり礼に終わるように

基礎に始まり基礎に終わる

それぐらいに重要なもの。

これを胸にまた練習に取り組もう!

 

人から聞いた話によって成長することも

もちろんあるし、それによって考えを変えていく

つまり「聞く耳」をもつ重要性

 

ただ一番は自分が体験すること。

その為には日頃から学ぶこと、

人からきちんと教わること、

ぬるま湯ではなく、あえて厳しい道を

選んで進んでいくことを続けていく。

 

 選手それぞれに見合った指導が必要だと再確認

 

一つのレベルの選手に特化した指導が出来るのも

もちろん素晴らしいことではあるけど、

自分の中での理想はそうではない。

 

目標はさらなるもっと上。

サッカーの指導で選手たちの

スキルアップはもちろんの事

それを通じての人間力の形成を

手助けできる指導者になる。

 

日常の小さな気づきを見逃さないように

気を抜かずにアンテナを張り巡らせる。

その繰り返しが

「成長」

に繋がる。

 

またひとついい経験ができた。

ええ一日や!!

 

 

また次回はドイツ編!

では!

 

 

チュース!

17試合目 テスト参加に思わぬ壁 人種差別 後編 ドイツ編9

こんにちは!AG TIGERです!

 

今回はドイツ編の続編、

テスト参加に思わぬ壁 人種差別の後編です。

 

 

グラウンドに出ると例のいかついおじさんが

「今日はトップとサブで試合するぞ!」と一言

 

ナイス!何者かわからんおっさん!

ちゃんとプレー見てもらえる!

*テスト参加でほぼゲームをせずに終わることも

海外ではざらで能力を見てもらう前に不合格を

伝えられることはよくある

 

そして軽いアップを済ませ、サブチームのボランチで出場

ムカつく黒人選手は相手チームのセンターバックだった。

 

いざ試合開始。

 

5分経過。。。

 

ん?ボール来ねー!

 

ボランチにいてボール来ないとか

どういう仕組みやねんと思いながら

これはしゃーない奪いにいくしかない。

 

真ん中でボールを奪って無理やり中央突破。

そして相手陣内のペナルティーエリア

差しかかった矢先に後ろから、

 

「ザザッーー!」

強烈なスライディングが足とボールの両方を

とらえて刈り上げられた。

 

そこには例の黒人選手。

「ノーファールだろ?」

 

「ブチッ!こいつ〇す」

 

怒りメーターマックス。

結局ファールはなく、コーナーキックで再開

 

そして狙ったかのようにマンマークしてくる黒人選手

「キラッ!チャーンス!」

流石にここまでコケにされて黙ってられん

上がってきたボールは二人のちょっと前に。

ボールと頭の両方にフルパワーで頭突きをかまし

 

シュッ!

 

かわしてきた。黒人選手

まあ流石になにか感じるものはあったのだろう。(笑)

 避けたのは賢明な判断だったと思う(笑)

 

 

ファサッッ!!!

 

 

 

 

ゴール。。。

 

 

ゴール右隅に強烈すぎるヘディングシュートが

矢のような勢いで突き刺さった。

 

 

どよめくチームメート

開始5分でサブチームが先制する状況となった。

個人的にも開始早々に点を取れたこともあり

そのあとの動きは軽快だった。

 

後半にもとりあえず積極的にと打ったシュートが

神コースに飛んでいき、ゴールしたが

動揺をかくし、あたかも狙いすましたような

振る舞いをしたのは言うまでもない。(笑)

 

結果的に試合も3対1でサブチームの大金星勝

個人でも2ゴールとこれ以上にない結果で

テスト参加初日を終える事となった。

 

試合終了時の黒人選手はもちろん

苦虫を噛み潰したような顔は今でも覚えている

 

 

シャワーを浴びて着替え終えて、帰り支度を終えた後

前からいかついおじさんが何か紙をもって登場

 

さっきとは違い満面の笑み。

怖い怖い(笑)

 

「さあサインしろ!私はオーナーだ」

えっ!おっさん、オーナーかい!

 

後から話を聞くと、当日は監督が病気やったらしく

その日に限ってたまたまオーナーが指揮を執っていた。

 

監督おらんのに新加入選手取ろうとするのは

いかがなものかと思うが、こうしてテストに合格し、

この後このチームに1年間在籍することとなった。

 

 

そしてテスト参加はこれからいろんな経験をする序章にまだまだ過ぎなかった

 

 

 

チュース!

 

 

 

 

 

 

 

16試合目 テスト参加に思わぬ壁 人種差別 前編 ドイツ編8

 

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こんにちは!AG TIGERです!

 

懐かしの写真があったので貼っています(笑)

今回はドイツ編

テスト参加の様子、そして加入までを

振り返って書いていきます。

 

練習参加したのはspvgg ingelheim というチーム。

 

マインツからは30分程度ですが田舎なため

交通の便が悪く、インゲルハイムの駅で待った時間は

累計、ものすごい時間だったと思う(笑)

 

練習当日

 

前回の練習参加をふまえてメンタル面では準備万端。

そしてコンディション的にもかなり整ってきた時期

ドイツ入国から約2週間。スタミナ戻すために

毎日朝、夜2時間ずつ走りこんだこともあり、

自信たっぷりで練習場へ。

 

いざ着いたら、まずは驚き。

「施設。。やばすぎ。」

 

最高は過去4部リーグ所属で約100年近い歴史があり

何といってもスタジアムは圧巻。

約1500人収容の座席に周りの立ち見まで足すと

恐らく3000人ほどの収容可能な施設

 

そしてロッカールームに各選手の席があり、

上に背番号と名前、スパイク練習着と

なかなかにいかつい環境

 

ロッカールームに入って5分程度。。。

 

前からものすごいテンション低く怖そうな

身体のデカい、サングラスと白髪まじりの

立派な髭が特徴的なおじさん登場

 

いかついなーと思いながら見ていると

おもむろに携帯のグーグル翻訳を見せてきた。

 

「私は着て、あの服」着替えろってことかと解釈してオッケーと一言

伝わったと思ったのか、部屋を後にするおじさん

 

なかなかふてこいな。(笑)まあいいかと着替えた

少し時間がたつと選手たちがぞろぞろ到着

 

そして集合時間ぎりぎりなのに余裕の顔で

一人の黒人選手が入室してきた。

 

すると彼が「あれ?アジアンレストランの厨房か?」

思いっきり馬鹿にしてる感じを受けた。

いつもの場所に日本人が一人来ただけの状況

彼がドイツ語でなく少しでも伝わるように

英語で話したから余計にそう思った。

 

お察しの通り、僕は戦闘態勢。

さっきまで来る選手みんなに名前を聞いたり

自己紹介を積極的に行っていたが、

もうその時にはそんな気は微塵もなく、

これ以上にないくらいにそいつを

にらみつけていた。そしてテスト参加に

対する気持ちよりグラウンドで一泡ふかしてやろうと

いうような想いが先行していた。

 

ある意味これから始まる練習に対する雑念を

取っ払えて、戦うという闘争本能だけに

集中できた要因だったのかなと今になっては思う。

 

するとさっきのおじさん再登場

「お前らグラウンドに出ろ」

 

結局何者なんやろと思いながらという気持ち

さっきのやつ許さんという気持ち

なんにせよテスト生の立場は頭にない状態で

グラウンドへと足を踏み出していった

 

 

次回に続く

 

チュース!

 

 

15試合目 伝染する闘志 指導者7

こんにちは! AG TIGERです。!

 

今回は指導者編7です。

ちなみに昨日はサボったわけではなく、

2週間に一日は休む予定だったので

何も言わず、温かく見守ってください(笑)

 

今日は苅田小学校で試合があり、

僕がメインでみている4年生と

数人の3年生を交えて朝から行ってきました。

 

対戦相手は全部で3チーム

結果的にすべてのチームに勝つことが出来ました。

なんといっても、キーパーとセンターバックの選手を

始めとしたディフェンス面での成長がありました。

 

 

そして終わりの挨拶とブラジル体操では会場にいる

他のチームの関係者が度肝を抜くほどの声量で

自分たちのやれることを全力でできたことは

誇りに思えます。

 

サッカーの指導を通じての一番大事な人間教育。

それをメインとして指導することを指導者が

忘れずに毎日自分に問いかけて向き合うことを

継続していかなければなりません。

 

前からブログを読んでくれている方は

まずチームが勝っていることに驚くかもしれませんが

僕からすれば必然になりだしていると思っています。

 

今日の題名は

伝染する闘志

 

少年サッカーは8人ですが、

今までは全員が他人事。

その考えで負け続けてきました。

 

ただ今はそれぞれが自分のやれることをやろう。

下手だけど走ろう。あきらめないで追いかけよう。

 

そういった想いを胸に秘めだしている。

そうなるとまわりへの目も厳しくなる。

そして自分へも厳しくなるといったように

良い循環になりつつあります。

 

次の彼らの目標とすれば、

自分が頑張るのは当然で気持ちをだして全力でプレーをする。

つまり闘志あふれるプレーを常に

できるところまで持っていく。

 

そういったプレーは人の心に響く

どんな人間が言葉にしても届かない。

みんなの胸の奥に直接問いかけるプレー

 

この目標が一人でも達成できれば

それに気づいた選手がついていき、

それが連鎖して試合に対して完璧な

メンタルが出来る。

 

大人の選手ですら難しい難題だが

子供たちだからこそ出来る。

 

いや、もっといえば恐らく人間性を考えた時

他のどこの強豪よりもメンタル面での

プロッフェッショナルに到達できるのは

うちの子供たちな気がする

 

確信的なことがあるわけではないが、

勘というかなんというか彼らから

そんな独特な空気がある。

その原石を生かすも殺すも自分次第

 

やりがいと責任感。

チームをキャプテンで背負った時に近い感覚。

また人間として成長できる環境。

 

めっちゃついている人生やとしみじみ感じながら

今日朝早かったので寝ます(笑)

 

 

それでは。

 

チュース!

 

 

14試合目 日本が世界で勝てないわけ 後編 ドイツ編7

こんにちは! AG TIGERです!

 

今回は

日本が世界で勝てないわけ

の後編です。

 

前編では文化などについてでしたが、

今回の題は国民性なども関係あるのかなと思います。

 

 

僕が一番の差を感じるのは

プレッシャー

についてです。

 

このプレッシャーについては2種類あります。

まず1つ目は、ディフェンスにおいてのプレッシャー。

これは日本の指導スタイルの時点で差がうまれています。

日本で教えられる一般的なプレスはある程度まで距離をつめて、

ストップして、相手の進路を限定して全体で取りに行く。

とこんなところだと思います。

良いとらえ方をすれば戦術的ですが、悪く言えば、

消極的なプレスともとらえれます。

 

ドイツではプレスといえばあくまでボールを

奪いに行くというスタイル

1対1の局面になることが多く、ある意味他人に

責任を押し付けることが出来ず、

個人個人が責任感をもってプレスを

かけている印象があります。

そしてなんといっても、無言の圧を

与えるようなプレスをかけています。

 

もし日本人がドイツのチームに入って

プレスをかけたとしても、ドイツ人から言わせれば

「なんで止まってみてんの?」

と言われるのは間違いないでしょう。

というよりその場面の状況に出くわすことがありました。

 

今思えば、

ドイツでコーディネーターしていた時も

チームの監督から選手に通訳してくれと

何回もいわれた案件でした。

 

あくまで奪いに行くという姿勢

自分の中での最終地点は

攻めるディフェンスというものです。

 

もしわかりにくければ

2006年のイタリア代表の守備を見ていただければ理解できると思います。

 

 

2つ目はメンタル面でのプレッシャーに対する考え方

絶対数でいうと目立つことをしたくない日本人と

自分が一番でいたい外人とに大きな差があります。

 

普段プレッシャーを受けてる人は、

プレッシャーが当たり前になっていき、

普段通りで行動を起こせます。

 

それに対し、プレッシャーを避ける生活を

過ごしているとプレッシャーがかかる場面では

普段の力を出し切れない傾向にあります。

 

 

これをプレスに置き換えても

普段本気でボールを取りに来る相手と

対峙している選手、自分がトラップミス

しない限り突っ込んでこないとわかっている

相手と対峙している選手のどちらが公式戦で

普段通りのプレーをできるかは明確です。

 

他にもありますが大きくとらえると

こんなところかなと思います。

 

また気が向いたときに似た内容で

書こうと思います。

 

では、次回はたぶん指導者編

 

 

 

チュース!

 

 

13試合目 チームとして試合に出れない選手をどう考えるべきか? 指導者編6

こんにちは! AG TIGERです!

 

今回は指導者編6

なかなか難しい題にはなりますが

自分なりの考えで書いていきます!

 

*あくまで主観的な意見ですので、

気に食わない場合はスルーしてください!

 

 

まずこう考えだしたのは、今指導している子供たちが

最近の試合の影響もあってか僕の基準からみての

本気になっていることです。

 

そもそも今までの考えは勝つ確率の高い選手が出るべき

というのが現役時代の考え方。

勝つことを義務付けされた状況を考えると

これはこれで間違いではないと思うし、

今自分が現役に戻ったらそう考える

 

そして指導者を始めた当初はみんな平等。

それぞれの選手が成長する機会を与える。

勝つことと共に選手の成長を考えると

それもまた間違いではないと思う。

 

そして最近芽生えた新しい感情は各選手のサッカーに対する熱量によって

出場時間を調整しようと想い。

 

でも最終今の考えが終着点かなと。。。

 

感情でどうこういうのではなくて選手一人一人に、

「もしなんで試合にでれないの?」と言われたときに

明確な理由、子供が納得する理由が必要

その為に、日頃から、「コーチはこれを大事にする」など

選手の中でも共通の認識を持たせることを

しなければいけないと思う。

 

それもまた、大事なのがあのプレーをしろだの

こっちに動けだのそんなことは重要でなく

どこまで頑張っているか?

どこまで全力で取り組んでいるか?が大事。

 

全力を出せない選手に成長はない。

自分の限界を超えた分成長する。

 

101パーセントの力を10日続ければ、

それは10日後に110パーセント付近になる。

 

99パーセントの力を10日続ければ、

それは10日後に90パーセント付近になる。

 

一日だけで考えれば少しの差

ただこの差の大きさに気づけるかどうかは

選手、指導者、もっと大きく言えば人として

ものすごく重要なものだと思う。

 

しんどいことや嫌な事なんて当たり前に

目の前に出てくるけど、自分の考え方で確立されているもの

それは、だからやろう。の精神

 

しんどいからやろう。

嫌だからやろう。

めんどくさいからやろう。

 

その少しの頑張りの積み重ねがあとで

ライバルたちに大きな差をつけるための

分岐点。

 

この気持ちが選手たちに伝えられればきっと

ものすごい集団になる。

 

 

 

もしそうなったらメンバー組むのがかなり

難しくなってしまうが(笑)

 

その日が来るまで情熱ぶつけて見守ろう。

 

 

明日はドイツ編です!

 

 

チュース!

12試合目 日本が世界で勝てないわけ 前編 ドイツ編6

こんにちは!AG TIGERです!

 

今日はドイツ編6

僕が5年間で見て日本とドイツの差

そしてその時の環境をもとに感じたことを

日本が世界で勝てないわけ

として書いていきます。

 

*あくまで個人の感想です。

 

 

まず初めに感じたのは

 

日本のファンでも今はセレ女(セレッソ大阪の女性ファン)

など幅は広がってはいるもののドイツはというと

まず老若男女問わずに自分の街のチームを応援しています。

 

余談ですが、正直知り合いのドイツ人では9割以上が年齢問わずに

サッカーの話についてこれます(笑)

 

わかりやすくいうと、今年行われたワールドカップの熱量を

国民が毎週自分の応援しているチームに注いでいるという印象

 

こういえばだいたいの雰囲気をつかめると思います。

 

そして街自体もそれを手助けする環境にあります。

僕のいたマインツでは市内から試合の日だけ特別な

バスが走っており、行先はスタジアム。

更に驚くのは試合のチケットがあれば、

乗車料金は無料

 

どんだけサッカーは特別なものやねんと突っ込みたくなる(笑)

 

そして駅から何万人といる大群がスタジアムに向かって大行進

これが試合に勝とうものなら帰り道は大変。

何万人もの大合唱でうるさいうるさい。(笑)

ファンでない人には少し苦痛かもしれません(笑)

 

こういった国を挙げてのすべてがサッカーの歴史と

ドイツ国民のサッカーへの誇りを感じます。

 

 

サッカー面に関してはやはり球際。

ドイツにはzweikampf(球際などを含め1対1)の勝率が

重要視される傾向にあります。

 

サッカーの試合でハーフタイムなどで出る

シュート数、ポゼッション確率などのところで

世界でドイツのみに出るデータです。

 

その影響かドイツ人は身体を張ったプレーや

球際の激しいプレーには声を合わせたように歓声や

拍手が自然と沸き上がります。

 

つまりは誰もがサッカー評論家になりうる目を持っているわけです。

 

小さなころからどのプレーが大事でどのプレーは良くないかを

誰かに教えてもらうというよりは自分で気づける環境が

整っているのが日本サッカーとの大きすぎる差だといえます。

 

次回はもう少し深く掘り下げて、

どういったプレーでの差があるのか。

そして世界目線で見た時にどの部分が

伸びなければならないのかといった

専門的なところに着目します!

 

ということで今回の題はまだまだ書くことがあるので次のドイツ編で

後編として続きを書いていきます。

 

恐らくサッカーやったことない人はポカーンと

なる内容になるので覚悟してください(笑)

 

 

チュース!

 

11試合目 底上げがチームを強くする。 指導者編5

こんにちは! AG TIGERです!

 

 

本日は指導者編5。昨日の練習を通じて

改めて感じた事を書いていきます。

 

今回の題名の通り内容としては

「底上げがチームを強くする」

 

通常の練習とは違い、毎週月曜日の練習は

いつも僕がメイン担当している選手たちは

参加は自由で、集まる子供たちは基本低学年と

軽度の障害を持った選手がともに練習するのが

一般な月曜日の流れになっています。

 

昨日はその中でも2人だけ僕の担当の

選手が参加していて、

そのうち一人は女の子。

まだサッカーを始めて2か月くらい。

その為4年生だけの練習では

正直あまり目立つことは出来ていなかったものの

ただ昨日の練習を見ていると

ドリブル、パス、そして何といっても取り組む姿勢が

劇的に変化していることに気付いた。

 

その中でも嬉しかったことは、

みんなの先頭にたって、練習を仕切っていたこと。

そして自信をもって取り組んでいたこと。

伝えたいことが伝わっていた喜びは

自分自身の活力にもなる光景だった。

 

日々の練習はもちろん、試合の影響を感じているんだなと思い、

試合の重要性をわからされるものがそこにあった。

 

選手にとって、試合は新鮮で練習では感じることの出来ない

物事がいっぱい感じれる場所であり、

更にそのアクセントによって日頃の練習が

マンネリ化することなく選手それぞれが目標を

明確に持ちながら練習できるメリットをある。

 

 

指導者目線からみても

足りない部分を明確に見れることから

練習メニューも組みやすくなり

それをまた次の試合で試す

そして修正。そして試行錯誤と

自分たちの弱い部分を認識でき、

強い部分を伸ばしていく環境として

考えていける重要なものである。

 

 

現に今日は試合明けで最初の練習

僕は練習でやることはメニューとして

組み終わっていて今は、子供たちがどんな顔、

態度、やる気を示してくれるかが

ものすごく楽しみ。

 

モットーとして選手が楽しいのはMUST。

その中で全力でプレーできている今の環境を

続けていないといけないし、

これも立ち止まるのではなく

進み続ける精神は絶対に変えない。

 

現状で満足して、ストップしてしまうと

気づかないうちに退化していってしまうこと。

 

ある意味高いレベルまでいくと

現状維持ほど難しいことはない。

 

それは毎日自分自身に問いかけること、

一日一日を終えた時にこれ以上ないくらいに

全力で自分に向き合うことを忘れずにやっていこう。

 

 

今日の練習はいつもに増して

行くのが楽しみやな。

 

 

またあしたはドイツ編続編です!

それでは、

 

チュース!

10試合目 ドイツでの初練習日。 ドイツ編5

こんにちは!AG TIGERです!

 

本日はドイツ編5として、

ドイツ初練習の時のことを

振り返って書いていきます!

 

 

初めて練習参加したのはFVGG Kastel 06

 

マインツからライン川を渡ってすぐにある

100年以上の歴史があるチーム

 

当日、マインツ中央駅に夕方前、

ババックと待ち合わせをして

(ババックに関してはドイツ編3参照)

車で約10分から15分でホームグラウンドに到着。

そこでまずは監督と出会いポジションや年齢、

日本ではどんな経歴だったのかという内容で少し会話。

すると、ババックがおもむろに

 

「チュース!」

 

 

 

帰るんかい!!!

 

 

なぜ帰ったのか理由はわからない中

全然知らんおっさんと練習までの

1時間あまりを異国の地で無言のにらめっこ。

 

 

学生の諸君。英語勉強しときましょうね(笑)

 

 

ドイツは基本はドイツ語ですが、

結構な確率で英語を理解してくれて、

特に若者はほとんどの確率で英語できるかなという印象

(英語わからんから明言はさけます。(笑))

 

選手達がぞろぞろと集まる中、

緊張しているというよりは

目の前に起こる現象、景色を

まるで赤ちゃんのような新鮮さを

持ちながら眺めていた。

 

そしていざ練習開始!

 

 

 

やる気ねーーーーー!!!

 

 

 

ドイツ人は勤勉という話はあるものの

日本人が物事に取り組む姿勢とは大きく違った。

 

それを決定づける出来事として

練習メニューで走るトレーニングになった途端、

一人の選手がタイミングをみはらかったように不意にトイレに。(笑)

 

 

嘘ん(笑)

 

 

日本人ならチームメートの視線が痛くて

まず行かないでしょう。。。

(もちろん1部リーグの選手は

そんなこと起きませんが(笑))

 

 

練習は続いていくのですが

なんせ言葉がわからないから

練習メニューさえ理解できない。

 

 

まわりの真似をして雰囲気を

つかんで来たら次のメニュー。

また理解したら次のメニューの繰り返し。

 

そんな中で思い切りのプレーが

出来るはずもなく、初日の練習はあっという間に終了。

 

 

チームのやつからも名前で呼ばれずに

japaner(日本人)と呼ばれる始末

 

 

その時に語学の壁。

もっと言えばコミュニケーションの壁

というものにぶち当たった。

 

練習参加したのに運動量も

準備運動レベルくらいしか動けず

今思えば汗かいてないんちゃうかな(笑)

 

 

とまぁーこんな感じで

不完全燃焼な初日練習でした。

 

恐らく今のメンタルなら

暴れまくったんやろうけど、

あの時はまだかわいい10代

しゃーなかったかな(笑)

 

 

今日はここまで!

 

 

チュース!

9試合目 広がる可能性 指導者編4

こんばんは!

AG TIGERです!

 

 

指導者編の続編です!

 

今日は2か月ぶりの大会の結果、

そして今日を振り返って感じた、

想いを綴ります。

 

 

まずは気になる大会結果!

 

 

 

 

 

 

5戦全敗。。。

 

 

 

結果だけみると最悪です。

ただ僕の中ではネガティブ要素はあまり

あるわけではなく、どちらかというとむしろ

ポジティブ要素に満ち溢れた一日でした。

 

 

正直今日の対戦相手は強豪ぞろい。

負けることはわかっていました。

 

 

2か月前に戦った試合。

その時に得た収穫はただ能力が

足りてないというところのだけだったのに対し

今日はプレーの中でも具体的にこの場面での

こういったところがこうだったなど

僕の中で明確な改善点が見えるものでした。

 

 

なぜ前に見えなかった問題点が

今日の試合で見えたのかというと

考えられるのは一つだけです。

 

それは、、、、

 

メンタルの変化

 

 

彼らがサッカーの試合に全力を出せる

組織に変わりつつある現状

 

今までなら失点を奪われると下を向いていたのに

まだまだこれからと声を掛け合うチームになった。

 

 

そんな中でも今日のラストの試合。

負けはしたけどそれぞれの選手が身体を張って

シュートブロックするシーンは前を知る僕からすれば

感動すら覚えるものだった。。。

 

試合終了の後みんなにこんな声をかけた。

 

(全力出して負けたんや。練習でうまくなればいい。まだまだやけど、確実にお前らは上手くなってる!)

 

 

 

子供たちのなかに、無言で下をみるやつ。

思い通りにプレー出来ず、涙するやつ。

怒りをあらわにするやつ。

 

 

それは、

 

彼らの中に

悔しさ

が芽生えたことを意味する感情

 

 

一緒にいて気づかなかったけど

彼らは少しづつ変化していて

成長している。

 

 

絶対に強くなる組織だと再確認できた。

 

 

 

本当に勉強させてもらってるのは

どっちなのかというくらいに

良い経験させてもらってる。

 

 

あいつらが勝って笑顔になった土曜日の試合

 

あんな時間を共に少しでも長く感じたい

 

指導者としてたくさんのものを

彼らに提供していくこと

 

そしてあくまでチームメート、

1番先頭のリーダーとして

突っ走っていく!

 

 

そう心に思えた一日で

濃厚すぎる日だった。

 

 

彼らはまだまだ磨かれる前の原石

 

 

きっと輝かして見せる!

 

 

やる気満点でいくぜ!

 

 

 

ということで今日はこれくらいで終わります。

 

朝からぶっ通しやったので今日は幸せな気持ちに

浸りながらも早めに寝ようかと思います。

 

 

明日は恐らくドイツ編。

お楽しみに!

 

 

チュース!

 

 

 

8試合目 トレーニングマッチ結果 指導者編3

こんばんは!

AG TIGERです。

今日は指導者編というより

今日の一日の報告(笑)

 

今日は朝一からフットロックスさんと練習試合。

A戦、B戦含めると勝ったり、負けたり。

 

ただ初めての大勝もあり、

声を荒げて喜ぶ姿はかなり成長を感じた。

そして試合終了と共にみんなが走ってきて

ハイタッチをしてきた時に改めて、

こいつらに上からの景色を見せたいと思えた。

 

 

まだまだな部分ばかりだけど、

カバーリングであったり切り替えであったり、

少しずつ動きもサッカーに近づいてきている。

 

 

なによりの収穫は劣勢の時に意気消沈せず、

取り返そうとみんなで声を掛け合った後に生まれた得点。

 

この1点は僕にとっても、

彼らにとっても大きすぎるものだと思う

 

恐らく彼らの中ではただの1点だろうけど

大きな一歩を歩んだと思える試合だった。

 

 

 

明日はいよいよ大会!

有名なチームとも対戦予定

 

ボコボコにいかれるやろうけど、

これもまた経験!

 

ポジティブに進んでいきましょう

 

 

 

今日は時間に迫られているんでここらで。

また明日にも大会の結果も含めてあげようと思います

 

 

 

では!

 

 

チュース!

 

7試合目 ドイツに着いて最初に揃えたもの ドイツ編4

こんにちは!

AG TIGERです!

 

ブログスタートから気づけばもう

一週間

 

この調子で続けていきます!

指導者編は明日の試合後に

更新したいと思います。

 

ということで連発にはなりますが、

今日はドイツ編の続編として

ドイツ編5書いていきます。

 必要なものや注意がメインの内容で書いていきます。

 

*今日はサッカーの内容はあまりありません!

 

 

 

 

まず絶対に必要なものは

間違いなく携帯電話

 

ドイツに限らず、国外で日本の携帯は

使うのはお勧めできません。(凄まじい料金になる為)

なので基本的にドイツで1か月以上いるなら

現地で買ってしまうほうがいいです。

 

なかにはプリペイド携帯といって、

20ユーロ(約2500円)で購入可能な

携帯もあります。

 

これは電話も可能なので

節約したい人はおすすめです。

 

なので日本から持ってきたスマートフォン

Wi-Fi環境のみでの使用するようにし、

基本は現地で買った携帯で生活する方が

現実的です。

 

携帯電話に関することで注意があるとすれば

ドイツの携帯はSIMフリーが主流なので

スマートフォンなどを放置していると

目を離したすきに高確率で悪党

持ってかれるので気を付けましょう!

 

本当にいかれます。。。(笑)

 

 

次に必要といえるのは、定期券です。

日本のようにこの駅からこの駅というのではなく

その街ごとにエリアがあり、自分の最寄り駅のエリアの番号と

目的地のエリアの番号の区間を購入すれば

バス、電車、路面電車と乗り物には左右されずに

乗車できるのは日本とは違うところです。

 

ちなみに改札は基本的なく、

中には、無賃乗車をしている輩もいます。

ただコントローラーと呼ばれる、チケット検査官が

まれに気づかれないように電車に乗っており、

抜き打ちチェックをします。

もしその時にチケットを持ってないと

60ユーロ(約7000~7500円)の

罰金になります。(地域によって変わります。)

 

更に場合によっては警察に突き出されます。

まぁいわなくてもこれは犯罪なんで

絶対にやめてください。(笑)

 

 

あと、旅行する人も気をつけないと

いけないこともあります。

 

ATMです。

 

安心できる場所のものを使用しましょう。

 

今まで僕の周りでも何人かカードデータを

抜かれて10万以上の被害を出したところを

見てきました。

 

 

旅行の短期的な渡独の場合は

日本からある程度逆算して必要であろう分を

持ってくる、そしてお金をおろさなくても

いい状況にするのがベストです。

 

 

旅行しようと思ってるかたは何かあれば

大体の事は返せるので気軽に

コメントしてください!

 

今回はあまり振り返りはありませんでしたが、

次回のドイツ編はいよいよ初練習の内容などを書きます!

 

ちなみに明日は試合の結果も含めて

指導者編3をアップします。お楽しみに!

 

 

チュース!

6試合目 遂にドイツ上陸!!(初日から事件発生)  ドイツ編3

皆さんこんちには!

AG TIGERでございます。

 

本日はドイツ編3!ドイツに旅立つ前日、

そしてドイツに到着した当日について書いていきます!

*この先はその時の心情など含まれる為

小説っぽく書いていきます

 

 

出発前日

 

この日は渡独前の最後の日として、

お世話になった場所まわりをした。高校やバイト先のTSUTAYA

そして人生の師。韓国料理店の店長(笑)

 

日本での最後のごはんは店長に

うまい料理作ってもらった。

あの味は昨日の晩飯より覚えてる。。。

 

店長から別れ際に頑張ってこいよ!!という一言をもらい

 

ありがとうございました!ではまた! と伝えた時

(クシャッ!  餞別や!)

お金が入った封筒を差し出された。

あのお金は未だに封筒に入ったままお守り代わりに持ってる。

 

そして出発当日を迎えた。

 

出発当日

 

 

母さんと兄貴が車で空港まで送ってくれた。

意外にしっかり寝れたし、

とにかくギラギラした気持ちでいっぱい

 

朝早い便だったこともあり、空はまだうす暗い感じ。

今後の展開がどうなるのかわからない心情と

少し重なった気がした。

 

そして飛行機に乗り込み、まず韓国まで2時間。

降りた時にキム・ヨナ(フィギアスケート)がいたこと以外は何もなく、

インチョン空港からフランクフルト空港行きに乗り込んだ。

 

 

なんせ長い

 

 

12時間くらい座りっぱなし。

ましてや3人席の真ん中で両隣は

お前はボディーガードか!ってくらいに

デカいやつ。。。

 

ついてないなと思いながらもフランクフルトに到着。

 

現地ではババックたる名前のドイツ人がいると聞いていた。

 

 

 

 

ん?

 

 

 

 

おらんやん!!!!!!

 

 

やばいと思いながらなぜか妙に落ち着いていたこともあり

コーヒーとドーナツを買って座ってた。

 

 

3時間後。。。

 

 

ごめん、交通渋滞があった。と現れたババック。

そして彼の車に乗り、目的地のマインツまで

出発した。

 

その道中に彼がティーブレイクしてた?と

笑っていた時はテレビではピー音が入るであろう

言葉を日本語で言ったのは言うまでもない。(笑)

 

彼の事を知った今から考えると、

あれは100パーセント嘘だったと思う。(笑)

 

 

ちなみにこのババック。

この2年後から僕の帰国する3か月前までの

約4年間、僕と彼がビジネスパートナーとなるのは

この時は誰も知る由もない。

 

おっちょこちょいなババックではあるが、

指導者としての能力は高く、

ドイツ5部チームの監督(日本でいうとJ3くらい)と

して指揮をとっていて、最近では、

ブンデスリーガ1部のマインツ05のユースで

ヘッドコーチの打診があり、

猛烈な勢いで出世している。

 

 

冬に日本に来るらしいからうちの

チームの子ら見てもらおう(笑)

 

 

今日はここまで!

 

練習の時間が迫ってきたので

ここらでドロン!

 

また次をお楽しみに!

 

 

チュース!