ドイツ帰りのサッカー選手だった男が書いたブログ

ドイツでのサッカー選手、スカウトの体験談

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18試合目 素人と玄人の基礎の概念 指導者編8

こんにちわ! AG TIGERです!

本日は指導者編。

それでは書いていきます。

 

日曜日での練習の反省を踏まえて、練習メニューとして、

そもそもの基本のインサイド、インステップキック。

そしてプレッシャーのかかった中でのシュート練習を行った。

 

ある程度ボールを蹴れる選手とそうでない選手がいることは

把握していたが、蹴れない選手に対して指導した時に

ある一つの疑問が自分の中で生じた。

 

「足を後ろに引かないと強く蹴られへんの知らんのか?」

 

今までに教えたことのある高校生やサッカー経験のある

ドイツ人の少年は基盤があって、おかしいところを

少し修正してやればうまく蹴れていたが、

まったくそうでないいわばど素人。

 

初心者を教えていることを自分では

わかっているようでわかってないことを

気づかされた出来事であった。

 

そして練習を少し方向転換

足を踏み込む位置、手を使ってバランスをとる、

下半身だけでなく上半身も使う。

蹴った足のフォロースルーの確認

 

経験者なら何も難しいことはないが、

初めての選手からすれば全ては

まだ知らない未知の世界。

 

実際この数か月でなかなか進歩しなかった部分が

一日でかなり急成長したのが結果として表している。

 

 

基礎基本は所詮経験者からみての物。

サッカーに限らず初心者にとっては

その基礎基本の難しさはが玄人から見た

応用となんら変わりないはず。

 

玄人から言わせれば基礎基本なんて

簡単に出来ると思うが素人にすぐに出来るわけはない。

むしろじっくり時間をかけて、指導者側が焦らずに

ゆっくりと見守ってあげる必要性がある。

 

礼に始まり礼に終わるように

基礎に始まり基礎に終わる

それぐらいに重要なもの。

これを胸にまた練習に取り組もう!

 

人から聞いた話によって成長することも

もちろんあるし、それによって考えを変えていく

つまり「聞く耳」をもつ重要性

 

ただ一番は自分が体験すること。

その為には日頃から学ぶこと、

人からきちんと教わること、

ぬるま湯ではなく、あえて厳しい道を

選んで進んでいくことを続けていく。

 

 選手それぞれに見合った指導が必要だと再確認

 

一つのレベルの選手に特化した指導が出来るのも

もちろん素晴らしいことではあるけど、

自分の中での理想はそうではない。

 

目標はさらなるもっと上。

サッカーの指導で選手たちの

スキルアップはもちろんの事

それを通じての人間力の形成を

手助けできる指導者になる。

 

日常の小さな気づきを見逃さないように

気を抜かずにアンテナを張り巡らせる。

その繰り返しが

「成長」

に繋がる。

 

またひとついい経験ができた。

ええ一日や!!

 

 

また次回はドイツ編!

では!

 

 

チュース!