ドイツ帰りのサッカー選手だった男が書いたブログ

ドイツでのサッカー選手、スカウトの体験談

https://www.agtiger08.com/privacy-policy

12試合目 日本が世界で勝てないわけ 前編 ドイツ編6

こんにちは!AG TIGERです!

 

今日はドイツ編6

僕が5年間で見て日本とドイツの差

そしてその時の環境をもとに感じたことを

日本が世界で勝てないわけ

として書いていきます。

 

*あくまで個人の感想です。

 

 

まず初めに感じたのは

 

日本のファンでも今はセレ女(セレッソ大阪の女性ファン)

など幅は広がってはいるもののドイツはというと

まず老若男女問わずに自分の街のチームを応援しています。

 

余談ですが、正直知り合いのドイツ人では9割以上が年齢問わずに

サッカーの話についてこれます(笑)

 

わかりやすくいうと、今年行われたワールドカップの熱量を

国民が毎週自分の応援しているチームに注いでいるという印象

 

こういえばだいたいの雰囲気をつかめると思います。

 

そして街自体もそれを手助けする環境にあります。

僕のいたマインツでは市内から試合の日だけ特別な

バスが走っており、行先はスタジアム。

更に驚くのは試合のチケットがあれば、

乗車料金は無料

 

どんだけサッカーは特別なものやねんと突っ込みたくなる(笑)

 

そして駅から何万人といる大群がスタジアムに向かって大行進

これが試合に勝とうものなら帰り道は大変。

何万人もの大合唱でうるさいうるさい。(笑)

ファンでない人には少し苦痛かもしれません(笑)

 

こういった国を挙げてのすべてがサッカーの歴史と

ドイツ国民のサッカーへの誇りを感じます。

 

 

サッカー面に関してはやはり球際。

ドイツにはzweikampf(球際などを含め1対1)の勝率が

重要視される傾向にあります。

 

サッカーの試合でハーフタイムなどで出る

シュート数、ポゼッション確率などのところで

世界でドイツのみに出るデータです。

 

その影響かドイツ人は身体を張ったプレーや

球際の激しいプレーには声を合わせたように歓声や

拍手が自然と沸き上がります。

 

つまりは誰もがサッカー評論家になりうる目を持っているわけです。

 

小さなころからどのプレーが大事でどのプレーは良くないかを

誰かに教えてもらうというよりは自分で気づける環境が

整っているのが日本サッカーとの大きすぎる差だといえます。

 

次回はもう少し深く掘り下げて、

どういったプレーでの差があるのか。

そして世界目線で見た時にどの部分が

伸びなければならないのかといった

専門的なところに着目します!

 

ということで今回の題はまだまだ書くことがあるので次のドイツ編で

後編として続きを書いていきます。

 

恐らくサッカーやったことない人はポカーンと

なる内容になるので覚悟してください(笑)

 

 

チュース!